オーストラリア・ニューサウスウェールズ州オルベリーに住むタイソン・クローリーさん。
クローリーさんは大工として様々な建築に関わる仕事をしています。
そんないつもの朝、仕事に向う途中にガソリンスタンドに立ち寄りました。
車への給油を終え、アイスコーヒーを片手に悠々とカードでの支払いを行なおうとレジに並んだとき、あることに気がつきます。
「カードの暗証番号がわからない…」
クローリーさんは最近新しい銀行口座を作り、お金を全てその口座に移していたのですが、その口座の暗証番号が思い出せないことに気がついてしまったのです。
クローリーさんは「これかもしれない」という番号を2回打ち込みましたが、どちらも正しい番号ではありませんでした。
3回間違えてしまうと防犯上の理由からカードはロックされ、使用できなくなります。
そんなとき、突然見知らぬ男性から声をかけられたのです。