小泉今日子「アンチエイジングって大嫌い!だって…」美の本質を突いた言葉に共感の声。その理由とは

2016.10.05 topics

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「GLOW」9月号の誌面で、社会学者の上野千鶴子さんと対談した小泉今日子さん。
アンチエイジングについて、このような持論を語りました。
 

上野「アンチエイジングって言葉が大嫌いなんです」
小泉「私もです」
小泉「ずっとアイドルの仕事をしてきて、30代の半ばくらいから『かわいい』って言われる中に、『若い!』という声が入ってくるようになって。
これ違くない?
喜んじゃいけないんじゃない?って。
……これ(美魔女現象)には抵抗しなきゃと。
私は『中年の星』でいいんじゃないかと思ってます」

 

この小泉さんの言葉に対し、医師で作家の米山公啓さんはこのように述べています。
 

筋力をつけて代謝を良くしたり、運動してハツラツさをキープしたりするのが健全なアンチエイジングですが、女性が語るアンチエイジングは、美容整形を施したり、高額なサプリを飲んだり、皮膚科のクリームを塗ったりして人工的な要素を含んでいます。
運動して筋肉に張りを持たせてシワを少なく見せるのとは、ちょっと違う。小泉さんはそこにくさびを打ち、軌道修正したのです。アイドル界の中心にいた小泉さんの発言だから女性の心をつかんだのであって、同じ女性でも芸人みたいな軽い立場の人だと、これほど大きな反響にはならなかったのではないか」

 

確かにアンチエイジングといえば人工的な要素を含んでいるものが多い印象がありますよね。
綺麗でありたいという女性としての欲望はありますが、小泉さんの言うように若々しくいることに固着しなくてもいいのでないかと思ってしまいますね。
 
この若さではなく、年相応の美しさについて語った小泉さんの言葉はTwitterでも大反響を呼ぶことに。
 


 


 

 

 
小泉今日子さんの言葉だからこそ、多くの女性が共感できたのでしょう。
 
その年代時々にそれぞれの年齢に応じた美しさを見せてきた小泉今日子さん。
 
日本人女性の「美の価値観」を払拭するような、本当の美しさについて語ってくれたと思います。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Twitter


画像引用元:cinra.net


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