ノーベル賞受賞に応じないボブ・ディランは「無礼で傲慢」と非難… しかしこの言葉には続きがあった

2016.10.24 topics

sam

 

多くのメディアで報じられたベストベリィさんの「ボブ・ディランの振る舞いは無礼で傲慢だ」という言葉は、スウェーデン公共放送のインタビューで発言したもの。
 
これを聞くだけではボブ・ディランを非難しているようにも取れますが、実はこの言葉には続きがあり、ベストベリィさんは非難をしていたわけではなかったのです。

 

 
「でも、それがボブ・ディランという人間だ」
「この事態を予想してはいなかったが、彼は気難しいようだから驚きはなかったよ」
 
「我々は待つ。彼が何と言おうと、彼が受賞者だ」
 
「これは特殊な状況。もしかしたら、彼は式典ぎりぎりまで返事を引き延ばすかもしれないね」
 

 

先ほどの一言だけでは非難に聞こえますが、全文を見てみるとボブ・ディランを非難するどころか彼らしいやり方であることを尊重しているようにも感じられます。
 
この発言があったことを知っていたTwitterユーザーからはこのようなコメントが寄せられています。
 


 

 


 

 
ボブ・ディランのようなアーティストたちは賞が欲しくて歌詞を書いているわけではありません。
本人の意思とは関係ない場所での受賞になるため、本人にとって不本意だったのかもしれませんね。
 
ノーベル賞授賞式は12月10日にスウェーデンにて行われます。
ボブ・ディランがそれまでにどのような行動をとるのか、目が離せませんね。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Twitter


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