えーーーと、はい。そう、もちろんいいんです。
今日、直接伝える時間がなかったけれど、ありがとうございました。
私が傍にいないとき、息子がバカみたいに振る舞っていたら「いい加減にしろ」って言ってもらっていいんです。
これは、息子の体に触れていいということではなくて、むやみに怒鳴りつけていいということでもありません(これは私だけがやっていいことです)。
でももし息子がジャングルジムの順番を守らなかったら、「そんな真似はやめなさい」っていつでも言ってやってください。
もし滑り台の滑る側を登っているときも、ウッドチップを投げて遊んでいるときも、汚い言葉を使っているときも、他の子をいじめているときも、他の人が嫌な思いをするようなことをしているときもお願いします。
だってあなたは私の息子の親ではないけれど、彼よりも賢い大人だから。もちろん、知らない人が自分の子どもを叱ったからって頭にきているようなおバカな親がたくさんいるのも知っています。
だけど私は違う。
「子どもは村全体で育てる」ということわざがありますが、現代の地域社会は昔にくらべて人数も範囲も拡大しています。
隣人に密接した小屋で暮らしているわけでもないし、馬車に乗って皆で移動するわけでもなく、夜に焚き火に集まるわけでもない。
近所に住む人全員と顔見知りというわけでもありません。
でも協力して子どもを育てる地域社会をつくることはできます。私はそういう「村」に暮らしたいと思っています。
私がそこにいなくて見ていなくて、ごめんなさい。手伝ってくれてありがとう。
心を込めて
「あの」子どもの母より
このカレンさんのメッセージは多くの人々から称賛と共感の声を集め、30万回以上もシェアをされているのです。
最近の日本では他人の子供を注意しにくい風潮が広がりつつありますが、ひと昔前の日本だったら地域全体で子供をしつけて叱るのは、当たり前のことでした。
他人から自分の子供を叱られると逆上する親も最近では増えているといいますが、この考え方を今の子育て世代の方はどう思うのでしょうか。
Writing by Y.sato of cadot
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