金持ちの男性は行方不明となった愛犬を探しに食肉工場を訪れた…そこで見た光景が彼の人生を変えた。

2016.10.28 topics

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ワン・ヤンさんは初めて見る光景に絶句しました。
何の罪もない犬たちがこんな劣悪な環境に捕らえられて、殺されている。
そんな事実を目の当たりにした彼は、やりきれない気持ちでいっぱいになり自分がこの食肉工場ごと買い取ることを決意。
そして、食肉工場を飼い主のいない犬のための保護施設に作り変えてしまったのです。
 
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彼の思い切った行動により、その時収容されていた2000匹もの命が救われました。
 
引き取った後も彼は懸命に犬の世話と里親探しを行い、そのおかげで多くの犬に里親が見つかり、現在残っているのは残り215匹のみ。それでも200匹以上の犬を世話するのにはお金がかかり、個人で餌や小屋の暖房代、必要な薬をまかなっているワン・ヤンさんの負担は相当なもの。このままでは近い将来、彼の貯金は全て使い切ってしまうといいます。
 
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そのためワン・ヤンさんはこの犬たちの世話を続けていけるように寄付を呼びかけています。彼のすごいところは寄付は食料と物資しか受け取らないと徹底しているところ。心優しい人々からお金を受け取り、利益をあげるようなことはしたくないからだと言います。
 
ワン・ヤンさんのような行動は、お金を持っていたからといってできることではありません。しかも一度手に入れた全財産を投げ打ってまで、懸命な犬の保護活動を続ける姿は尊敬の念を抱かざるを得ません。
 
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(※飼い犬が見つかったかどうかは定かになっていませんでした。)
 


Writing by Y.sato of cadot


出典:Amazing Stories Around


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