オーサグラフは地球の表面積を96等分して、その面積の比率を保ちながら正四面体の表面に書き写すという方法です。
球体を長方形に書き写すということは不可能だと数学的にも証明されていますが、正四面体を切り開くと長方形になるという特徴を利用したオーサグラフでは、大陸の面積や地理的な関係を限りなく正確に描いています。
それにより、東京からブラジルへ行くのにアメリカを経由するのが最短距離であるということも証明されました。
この新しい地図によって世界の見方が変わったという声も多く寄せられており、考案者の鳴川准教授はこのように思いを語っています。
「日本は極東と呼ばれてきましたが、これはヨーロッパを中心に据えた世界地図から見て、東の端という視点です。
オーサグラフによって、世界を見据える斬新な視点が生まれ、よりバランスが取れた国際認識へ舵が切れるような発想が生まれるきっかけになれば」引用:nhk.or.jp
オーサグラフを見た人の多くが「長年見慣れた地図では小さかった日本が思ったよりも大きかった」、「ロシアが想像よりもかなり小さかった」という印象を持つようです。
今までの自分の認識が変わるようで、非常に面白い地図ですね!
このオーサグラフは実際に販売もされているので、興味を持った方は是非公式ホームページも覗いてみてください。
【Autha Graph(オーサグラフ)】
Writing by Y.sato of cadot
あなたにお届けします。
【あなたの「旬」な話を募集しています】
Cadot-カド-では、読者様の実際に体験した話や知っている裏話などを募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします。
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。