なんと、シータルさんはその大金を手にすることなく、銀行の支配人に直接尋ねたそうです。
しかし、当日、支配人は不在だったため、律儀にも時間をおいて再び銀行に足を運んだそうです。
そして、支配人に事情を説明したところ、支配人は「ウチには関係のないことだ」と答えるのみだったそうです。
成す術をなくしたシータルさんはこの出来事を夫のジレダー・シングさんに相談。
そしてこの出来事が何かのミスであることを願いながらインドのナレンドラ・ダモダルダス・モディ首相宛てに、
という旨の手紙を送ったそうです。
シータルさんは月に5000ルピー(約8600円)ほどの収入しか得ておらず、どちらかといえば貧しい生活を送っているそうです。
そんな彼女の銀行口座は財務省のモディ首相が推進するフィナンシャル・インクルージョン・プログラム「PM Jan-Dhan Yojana(ピーエム ジャン・ダン ヨハナ)」によって開設されており、シータルさんのような貧しい人々には政府の補助金が口座へ自動的に振り込まれる仕組みになっている。
現在のところ、なぜこんな大金が振り込まれていたのかは一切明らかになっていないそうですが、彼女の正直さには称賛の声が続々と寄せられているそうです。
自分に身に覚えのないお金が振り込まれていたら、ラッキーと思い使ってしまいがち。
しかし、シータブさんはその金額を手にするのは自分たちではないと主張し、返金を願ったのです。
そんな彼女の正直さは称賛に値するものでしょう。
彼女の口座にある大金は無事に返金されることを願うばかりです。
Writing by S.Shingo of cadot
出典:mashable.com
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