宮城県石巻市立門脇小学校。
(2015年3月9日 Cadot編集部撮影)
今も尚、痛ましい姿のまま。
周囲にはゴミが散見され、また学校の周りには数多くのお墓がありました。
石巻まちなか復興マルシェ(現在は休業中)付近
(2015年3月9日 Cadot編集部撮影)
現在も数名の作業員の方が復旧作業を行っておりました。
石巻まちなか復興マルシェ(現在は休業中)付近
(2015年3月9日 Cadot編集部撮影)
大きな通りは、比較的復旧が進んでおり、道路も新しく舗装されていました。
しかし少し小道に入ると、震災の被害の大きさを物語る様な状態の道が散見されました。
○被災地状況
参照:garbagenews.net
震災がれきの処理は大幅減少。
福島県内では震災がれきが304万トンあった内、未処理分は24万トンにまで減少
参照:kahoku.co.jp
仮設住宅生活の被災者は未だ数多く・・・
2014年時点で、岩手・宮城・福島3県でおよそ9万5000人の被災者がプレハブ仮説住宅に住んでいます。
○交通網
JR石巻線の浦宿〜女川間が、2015年3月21日にようやく運転再開。
女川駅は大きな震災被害を被った駅で、新しく新設されました。
参照:blog.sltc.jp
東日本大震災直後の女川駅
参照:town.onagawa.miyagi.jp
復旧計画の女川駅
しかしその一方、今も尚、運転再開の見込みが立っていない路線も。
常磐線竜田駅〜原ノ町駅間、浜吉田駅〜相馬駅間などでは運転再開の見込みは立っておりません。
南相馬市では、震災で壊滅的な被害を受けた地域が多数ありました。
○がれきが片付けられたからといって、復興できたわけではない
宮城県気仙沼市
宮城県南三陸町
岩手県陸前高田市
こうした現実の中で、苦境に立ち向かい、復興に向けて努力をしている人が本当にたくさんいるのです。
私たち一人一人ができることは、まだまだたくさんあると思います。
震災から4年が経ち、生活の中で被災地との関わり合いがない人は、もしかしたら少しずつ記憶が風化していっているかもしれません。
でも、こうして、まだまだ苦しい現実の中で、一生懸命復興に向けて頑張っている人たちは、今この瞬間も多数いるのです。
小さなことでも、些細なことでも、なんでもいい。
小さなことでも、日本の皆でできたら、それは復興に向けた大きな力になるはずです。
今、あなたにできることは何か。
震災から4年という節目の今日、少しでもいいから、考えてみてはいかがですか。
*「3月11日の今日、Yahoo!で『3.11』と検索をすると、一人あたり10円が被災地に寄付されます」
いつも、私たちは何かをしたくて検索します。被災地の今を知りたい、応援したい。
みんなの想いのこもった検索を、日本が前に進むための力に変えて届けたい。
東日本大震災からまもなく4年。
2015年3月11日、ヤフーで「3.11」と検索してみてください。
Yahoo!検索で「3.11」というキーワードで検索された方おひとりにつき10円が、Yahoo!検索から被災地の復興にたずさわる団体に寄付されます。
こちらより義援金の詳細を確認することが可能です。
Writing by Yuki Kato of Cadot
【追記】
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