オーストラリアのクイーンズランド州に住むバイクが趣味の16歳の少年、ブラッドリー・ウィラビーくん。
彼は両親の農場の周りを自慢のマシンで疾走するのが日課でした。
かなりのスピードを出して走るため、ある程度の危険を伴うスポーツであることには間違いありません。
しかし、先日ブラッドリーくんが事故に遭ったとき、誰もが持ち歩いているような携帯電話のアクセサリーが彼の生命を脅かすほどの恐ろしい凶器となって襲い掛かってきたのです。
ブラッドリーくんはバイクに乗るとき、いつもヘルメットの下でイヤフォンを付け、音楽を楽しんでいました。
しかしその日、ブラッドリーくんはジャンプの着地を誤り、バイクのスロットルがロックしてしまったのです。
そのままワイヤーのフェンスに激突したブラッドリーくんは、衝突の衝撃から足首を骨折、さらに腹部に深い切り傷を負ってしまいます。