「そりゃJASRACだって本音はさ、営利目的でやってる音楽教室とはいえ、子どもたちが音楽を習ってるわけじゃん、そんなところから(お金を)取りたくないと思うのよ。もっと潤沢に昔みたいにCDが売れるとか、そういうんであれば『じゃあカラオケから取ります』とか、CDが200万枚300万枚売れてたら言わないと思うのよ。多分もう無理なんだろうね、いろいろ…」
と行き詰った日本社会全体の閉塞感が、このような事態を招く結果になっていると推察しました。
マツコさんは、最後には
「やるんだったら徹底してやらなきゃダメだと思う。保育園の問題だって『全部言うこと聞きますから、その代わり税金上げますよ』とか。だってお金がないとできないんだから。そこをうやむやにしたまま議論を進めても、結局10年たっても解決なんかしないと思う。だから最終的には、『日本はどういう国としてこれから歩んで行くんですか?』っていうところを議論しないと」
と日本という国の将来について憂いてみせました。
今回のニュースを例にせずとも普段から日本社会の息苦しさにストレスを感じている人も多いのではないでしょうか。
「もう限界に来ている」というマツコさんのコメントが大きな反響を呼んだのは、そうした気持ちを代弁する言葉だったからと思われます。
世間に絶大な影響力を与えるマツコ・デラックスさん。
今回のコメントで、日本社会が多少なりともいい方向に進んでくれることを希望します。
Writing by S.Shingo of cadot
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