ミムラさんはデビュー当時、いきなり月9「ビギナー」で主演デビューを果たしました。
演技経験のなかった彼女は当時、この大抜擢された状況が飲み込めず、苦しんでいたそうです。
この突然の抜擢に、
「自分より上手な女優さんがたくさんいるのに、わたしなんかがなぜ、こんな大きな席にいるんだろう……業界のイロハもわからず、当時はものすごく違和感があって、ずっと『誰かのカバン持ちがしたい』(演技の現場を別角度から見て勉強したい)と思っていた」
と語りました。
また、当時を振り返り、
「演技はもとより、ちょっとした写真撮影も、インタビューの受け答えも、全てがダメで。自分が本当にこの仕事をできる人なのか、一度問いただしたいと思い、(事務所の)社長に『辞めさせてください』と伝えたんです」
と社長に直談判を行っていたことを告白。
社長としては、軌道に乗っている女優を簡単に手放すことはできません。
どんな返答が来るのかビクビクしながら望んでいたことでしょう。
しかし、社長はこんな優しい回答をくれたそうです。