「忘れないことが一番の防災」東日本大震災を前に銀座に現れた防災広告。そこから津波の恐ろしさを改めて知る

2017.03.09 topics

sam

 


 
そこに記されているのは、このような文面でした。
 

3月11日。
この日が来るたび、私たちはあのときのことを振りかえる。
東日本大震災から、早くも6年が経った。
災害なんて、もう起きるな。
毎年のように私たちはそう思うけれど、災害はいつかまた、たぶん、いや確実に起きてしまうだろう。
 
あの日、岩手県大船渡市で観測された津波は、最高16.7m。
もしも、ここ銀座の真ん中に来ていたら、ちょうどこの高さ。
 
想像よりも、ずっと高いと感じたはず。
でも、この高さを知っているだけで、とれる行動は変わる。
そう。私たちは、今、備えることができる。
被災した人たちの記憶に想像力をもらい、知恵を蓄えることができる。
あの日を忘れない。
それが、一番の防災。
ヤフーはそう思います。

 
『ちょうどこの高さ』
そう示された箇所は、我々が頭で想定しているより、はるかに高い箇所。
その高さにあらためて、震災による津波の恐ろしさが体感的に伝わってきます。
 
おそらくこの広告を見たすべての日本人が、気を引き締めたのではないでしょうか。
ネット上でもこの広告への賛辞・また感謝のコメントが多数寄せられています。
 

 


 


 
「あの日を忘れない。それが、一番の防災」
広告に書かれた最後の言葉を、この広告をきっかけに改めて心に刻みましょう。
そして3月11日の地震発生時刻には、亡くなった方たちのために黙とうを捧げましょう。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Twitter


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