「白杖=全く見えない」は間違い!視覚障害者の人の見え方に共感の声が集まる

2017.05.23 topics


 
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これくらい見えているとして。
これを、「見えている」と判断しますか?
 


 
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これらは全て同じ場所のようです。
うっすら色が分かったり、うっすら足元の黄色い線が見えたり、わずかに線路が見えたりするくらい。
 
もちろん全く見えないよりは助かりますが、この視界の中手ぶらで歩こうと思ったらかなり大変なのは分かると思います。
 
白杖を持っている人達は、人それぞれ程度の差はあれどこのような世界で過ごしています。
この画像のように、線路や足元の線がすこーし見えているからと言って、「白杖なんてついて嘘つき」と言われるのは理解できませんね…。
 
株式会社石井マークさんは、これらのツイートを公開した理由も説明しています。
 


 
なんと…
最近はSNSにアップするのに普通に他人の写真や動画を撮る人が増えていますが、これは酷い…
 
馬鹿にしたり罵倒する意図ではもちろん、そもそも盗撮は犯罪です。
また白杖=全盲ではない、と知らないからといって、誹謗中傷していいわけでもありません。
 

これらのツイートに対して、非常に多くのコメントが寄せられました。
 


 
こわ…っ!?
白杖を蹴り上げるなんて、酷い人もいたものです…。
無理に優しくしろとまでは言いませんが、そっと進路方向から退くくらいはしてほしいですね。
 


 
見え方には人それぞれ差があります。見えている人でも、色の認識に違いがある場合もありますからね。
同じものが見えていないからといって、舌打ちしたり悪口を言うのはやめてほしいです…。
 


 
白杖持っている人の中で全盲の人はむしろ少数派とのこと!これは知りませんでした。これはもっともっと広まって欲しい情報ですね…!
 


 
聴覚障害でも同じ、という意見が。
これもありそうですね…。今聞こえている人・見えている人も、誰だってそうなる可能性があります。
嘘つくな、なんて思わずに「そういう人もいる」と知ってください!
 


 
結局はこれですね。自分には難しいと思うなら、駅なら駅員さんなり呼んであげる、くらいでも助かります。

 

 

白杖を持っている人は多かれ少なかれよく見えない人なのは間違いありません。想像力を働かせて、自分だったらは難しいかもしれませんが、家族や知人友人だったら、と考えてみてください。
 
無理に親切にしろと言われてもできないかもしれませんが、せめて優しく見守ってください。
 
心に余裕を持って、自分と違う人にも優しい人でありたいものですね!

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Twitter


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