『あんた出来ない嫁ね』嫁いだ私を執拗以上にイジメる姑。限界超え離婚決意した私に、姑から手渡された「物」と「言葉」に唖然

2017.09.19 topics

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義理母の言葉と状況をようやく理解し始めた私は、気付いた時大量の涙が出ていました。

「私も性格がいい方ではないし、不器用で間違えた伝え方しか出来ないけど、世間の言う姑のほとんどは、『教えてあげたい』っていう母親心からくる場合も多いと思うのよ。私の様に、過剰になりすぎちゃうのかもしれないけどね。嫌な思いをさせて、本当にごめんなさいね。」と少し微笑みながら、義理母もまた涙していた…。

いつもとは打って変わり、優しく包み込む様な雰囲気はまるで別人の様でした。

 

義理母は、胃ガンだったそうです。

やせ細り顔色が悪いなと気付いた時、私はこの1年もの間、義理母の何を見ていたのだろう…。

「自分の事ばかりを考え、自分だけを守って、何も見えてなかったのかもしれない。」と、自分を咎めました。

 

「息子にはまだ言わないでほしい…あの子が今この事を知ってしまうと、仕事に集中出来ないからギリギリまでは黙っていたいの。あなた達に迷惑をかけたくないから、お願いね。」

 

私は、その日から義理母を一生懸命支えました。

こんな温かい心を持った人を軽蔑していた自分が恥ずかしく、拭い去りたい気持ちでいっぱいでした。

 

義理母は、9ヶ月後に他界。

今、旦那の一番大好きな食べ物は、義理母に一番怒られて罵倒された「ブリ大根」です。

 

「母さんの味と一緒だ」と、とても喜んでくれています。

 


Writing by Mari Uchida of cadot


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