111

近所の公園は、いつも子供連れで親御さんも多く大変賑やかになります。
そんな賑やかな公園が、珍しく私と娘しかおらず、静まり返っていた。
 
それでも娘は楽しそうに遊んでいたので、暗くなるまでは公園にいようと思い、走り回る娘をベンチに座りながら見守っていました。
 
そして、ふと公園の反対方向に目を向けると、遠くから娘を見つめる一人の中年男性がいます。
その視線は娘をじっと見つめているようで、私は不気味に思うと同時に、恐怖を感じてしまいました。
 
近年、子供を巻き込む卑劣な事件や犯罪が多発していることもあり、

 

 
まさかうちの娘を狙っているのか?
 

 

 

そんな危険を感じたのです。
このままでは危ないと思い、その男性に話し掛けてみる事に。
 
私は、身構えながらも恐る恐る近付きその男性に話し掛けました…

 

 
あの・・・何してるんですか?
うちの娘に何か用ですか?
 

 

すると男性はとても驚いた表情の後に、深くお辞儀をしたのです。

 

 
いえ、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
 

 

男性は頭を下げ、謝りながらながら続けてこう言いました。

 

 
お子さんを見ていたらとても昔懐かしい気持ちになってしまい、足を止めて見入ってしまいました。
 
丁度お子さんの歳と同じくらいの娘とこの公園でよく遊んでいたので、懐かしくなってしまい…

 

 
 

話を聞くと、男性にも私の娘と丁度同じくらいの歳の娘さんがいるそうですが、離婚をキッカケに疎遠になってしまっているのだとか。
 
「もうしばらく会ってないので、娘も私と遊んでいた事など忘れているでしょう」
男性の表情は少し寂しそうでしたが、いい人でよかったと胸をなでおろしました。
 
この日以来、その男性は時折公園に訪れて、娘の遊び相手になってくれたりしています。

 


Writing by Yagami katsuya


画像引用元:http://rpw.sakura.ne.jp/column/photo1.html


Cadot(カド)は、心暖まるキュートな話題を
毎日あなたにお届けします。

ステキと思ったら、是非フォローして下さい
 

 
【あなたのストーリーを広めませんか?】
Cadot-カド-では、読者様の心暖まる話や心に響く感動話を募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします☆
 
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。

 
【本記事の無断転載について】
本記事は、読者からの寄稿または取材を元に弊社専属ライター及び弊社契約ライターが作成した記事になり、記事の著作権は弊社のみに帰属します。
キュレーションサイト、バイラルメディア、まとめサイト、ニュースサイト、ブログなどへの本記事コンテンツの無断での部分引用・全文引用・流用・複写・転載について固く禁じます。
無断掲載が確認された場合、法人・個人問わず弊社が別途定める掲載費用をお支払いいただくことに同意されたものとします。
※著作権法に定められる一般的な「引用の目的上正当な範囲」(参考リンク先『審友会』引用説明1~4における全ての条件を満たす範囲)での一部引用については、この限りではありません。