その通り。
彼達は、二人でこのチカン劇を企てた自作自演犯だったのです。
当初の計画では、誰かターゲットを定めて、無作為に犯人を仕立て上げようとしたようですが、予想以上の満員電車でごった返していたために、計画が狂ったのかもしれません。
定かではありませんが、恐らく女性がターゲットに選んだチカン犯の腕を掴み、その瞬間に仲間のその男がハメられた男性をすぐさま取り押さえ、目撃者として証人となる。
そんな流れだったのでしょう…
完璧だった作戦も失敗に終わり、この二人は他の乗客に取り押さえられ、次の駅で駅員に引き渡されていました。
こういった悪業を働き、あたかも被害者のフリをして無実の男性を陥れる悪質犯。
山手線に限らず、こういった事件はかなり多いそうです。
明日は我が身…
例え自分が何もしていなくて潔白だとしても、犯人に仕立て上げられてはどうしようもありません。
満員電車は、くれぐれも気を付けたいものですね。
手は、出来る限り上に挙げておきましょう。
Writing by O.K
提供:安井 貴志
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