時刻は深夜1時。
こんな時間にまだ小学校低学年くらいの男の子が1人で道端に座っているなんて、普通では考えられません。
「どうしたんだろう?」
そう思い話し掛けてみる事に。
何をしているのか聞こうと、その男の子に近付いて行くと、異変に気付きます。
何やら、小声でずっとボソボソと独り言を話しているではありませんか。
さらに不思議に思った僕は、もっと近付いて何を1人で話しているのか確認してみる事にしました。
すると、あまりにも悲しい事実を知る事となってしまったのです。
「どうしたの?」
こう話し掛けようとした瞬間、僕の耳に聞こえてきたのは、僅か6歳になる男の子の悲痛の叫びでした。